23/3/19~25の読書記録

引き続き過去の記憶を引っ張り出しながら書いてます。あまりにも一度ついたサボリ癖が抜けず、感想を思い出すのがしんどくなってきたので全部に書けなくともこれ読んだよ~という記録を重視して途中記事と言う体であげていくことにしました。許して。

感想がないからと言って好きじゃないということではない(感想があるからと言って気に入ったとも限らない)という塩梅です。いつか書き足すかもしれませんしね。

 

おいしいコーヒーのいれ方5 緑の午後』村山由佳

ちまちまと読んで五巻。

なんですがこれを書いている現在かなり進んでしまっているのでどこまででしたっけ……?

あらすじなどを見てなんとか思い出してみました。勝利が早く大人になりたい、かれんに並び立ちたいって頑張っているのは伝わるんですけどちょっとの不安がずっとあるんですよね。りつ子ちゃんの立場が辛すぎて可哀想になってしまいます。

 

魔法使いの嫁19』ヤマザキコレ

「学院篇」の一区切り。

あくまでも一区切りという感じでまだまだ問題点は積みあがっていますね。

それでも銀の君がいる家に戻れたのはちょっとほっとしました。女神から求められた代償が重たすぎなかったのも。お隣さんも神様も恐ろしいものだと思っているし、この作中もそう描かれていると思うので。特にチセとルツが神様に引き摺られてたところでかなりぞっとしたのでね。とりあえずこの度は穏便に済んだようで何より……。

 

『ゴーストアンドウィッチ1』ヤマザキコレ

ヤマザキコレさんの新連載!

まほよめも大好きですが、それとはまた違った切り取りかたで世界を描いているのも見られるのも嬉しい。個人的にヘビが大好きなので最高ですね。

とはいえ、二作品ともしばらく連載お休みですね。ずっと描かれているのを追いかけていたので少し寂しさはありますが、ようやく取材旅行なども行きやすい世界になってきたのでたくさん取材と休憩をして長く描き続けてくださると嬉しいな。

 

『古本食堂』原田ひ香

初読み作家さん。亡くなった兄の経営していた古本屋にやってきた珊瑚さんが魅力的でした。本が好きな人が集まる町だからか、しっくりくる登場人物たちが多くて読んでいて楽しかったですね。

神保町は学生時代にちょこちょこ通っていたのもあって懐かしいお店たちの名前が見られたのも嬉しかったです。また行きたいな。

 

『それでも女をやっていく』ひらりさ

自分の人生を切り開いて人前に晒すの、どうしても怖いことなのでここまで見せていただいていいのか……?となりながら読みました。

 

『囀る鳥は羽ばたかない8』ヨネダコウ

 

『葬送のフリーレン10』山田鐘人、アベツカサ

一冊をたっぷり使ってマハトの過去編でしたね。

そして無名の魔物、穏やかなようでめちゃくちゃ強いタイプ、好きなのでワクワクしちゃいました。パーティーメンバー全滅の大変危機的状況ではあるけれど、解析を終えたフリーレンによる逆転劇が次巻読めるのでしょうか。

 

『アフターゴッド4』江野朱美

 

 

『海神』染井為人

海神

海神

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ちょうど3月に手に取りました。東日本大震災、その被災地で実際にこのような事件が起きていたと知って辛くなりました。その場所にいて、そこにいる人々に触れたうえで心無いことができる人間がいるの、悲しいしやりきれない思いがします。

過去の事件の顛末は個人的にはあまり納得のいくものではなかったです。けれど、この物語で描きたいのは冒頭のシーンとラストシーンだったのだろうと思えば一冊としては好ましく読めました。

 

『【推しの子】11』赤坂アカ横槍メンゴ

前巻の引きでかなちゃんが酷い目に遭うのかな……と若干テンションが下がりながら読んだんですが考えていたような目には遭わなかったとはいえ物語を動かす最後の歯車を放り込んでしまったような感じですね。遠からずアクアは同じことをしただろうけど、そのきっかけになってしまったかあ……。

さて、物語が一巻冒頭に戻ってきたけれど、ここからは畳んでいくターンに入るのか。それともまだまだ続くのか。ルビーとアクアの間にできた大きな罅割れは埋まることなく映画撮影になるのでしょうが、どうなっていくのかな。

 

『君と綴るうたかた5』ゆあま

残酷に時は進む。どのような終わりを迎えるのかが気になります。

小説にいくら幸せな二人を書こうとも現実は病室から出ることもできないし、体調が悪くなったらば会うことだってできない。けれど小説にはいつか終わりがきて、夏は終わり、命だって永遠のものではない。

いなくなってからのことを考えられてしまうのは強さだし魅力なんだけど、辛さが増してしまいますね。

 

銀河英雄伝説 3 雌伏篇』田中芳樹

ユリアンの成長著しくてぎゅうっと胸が潰される心地がしております。

少年はいつまでも少年ではいてくれないんですよね、わかってはいるんですが。

帝国側、ミッターマイヤーやヴォルフガングがぐっと存在感を増して良いエピソードが飛び出てくる嬉しさはあるんですけどそのぶん、欠落に目が行ってしまう。「彼が生きていたならば」。

貴重な紙を使って辞表を書くヤンのとこで同盟上層部……!!!!!って気持ちがすごいことになりました。ほんとさあ、戦争中である意識が薄い。酷い。

 

『恋ではないと思いたい』澄谷ゼニコ

追いかけ。一度ここでストップ。

非BL作品も追いかけたい気持ちはやまやまなのでまた機が来たらば。

幼馴染でどう考えても意識しまくっているのにそれを恋だと認められない感じ、可愛い。王道というのは何百何千回読んでも良いものだから王道なんですよね。

桜庭さんが可愛い。

 

 

以上、13冊。一気読みがない普通の一週間を久々に過ごしたような気がします。