しばらく前からせっせと遊んでいたゲームを一つ遊び終え、次に何を遊ぼうか考え中でございます。それはさておき、今週も読書記録を残しましょう。
『夜の帳が上がらない』ばせう
『愛想が尽きない』の続編。
友人らに食虫植物扱いされている柊が面白かった。その場合京介は虫なんですがそれでいいのか。いい友人たちだけども。文化祭一緒に回れなかったの引き摺ってるのとかね、可愛いね。
二人とも愛が重たい!!そして重たすぎるが故にすれ違う!!こういうのは好物です。マジで双方愛が重い……という感情に溢れたけれど割れ鍋に綴じ蓋、二人はとってもぴったりなのでそれでヨシ。
『盤上に君はもういない』綾崎隼
引き続き綾崎隼さん。こちらは将棋のお話。将棋、駒の動かし方が辛うじてわかるかわからないかくらいのド素人ですが、何手何十手を読み合って時間の制約のなか最前手を選び取り続けられるかを競う、頭脳スポーツだな……と面白く読みました。
本筋のオチというかは正直ありきたりっちゃありきたりだと思ってしまったので、面白く読めたのは竹森稜太と諏訪飛鳥の関係ですかね。
彼らのその後を覗ける作品もあるらしいので読みたいですね。
『すみれ屋敷の罪人』降田天
わざわざ昭和24年の~、とついている理由がわかった時が最高に面白かったです。シリーズものだったのに気付かず読んでしまったので探偵役にありそうな過去が気になりましたね。遡って読みたいな。
『地ごく』献鹿狸太朗
『アフターゴッド(6)』江野朱美
『ゴールデンタイムの消費期限』斜線堂有紀
文庫化を機に読み直し、文庫版も買ったのですが書影を出せなかったので仮で単行本版のを置いておきます。
解説が桜庭一樹さんでとっても良かったです。
『お砂糖とスパイスと爆発的な何かー不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門ー』北村紗衣
『神さまがまちガえる(4)』仲谷鳰
完結巻。もっともっとこのバグった世界の話を読みたかったな、と思いつつも色んな人が一歩進んだ巻で面白かったです。
仲谷さんの次回作が今から楽しみですね。それまでは色んな作品を読み返して待ってます。
以上、10冊。平均的な読書量に落ち着きましたね。