読書記録の年も変わり、いよいよ新年を感じはじめています。
まだ図書館にも本屋にも行っていない引き籠り状態なので早めにお出掛けしたいですね。
『アンデッドガール・マーダーファルス(1)』青崎有吾
2023年最後の一冊でした。人造人間の話が好きでした。後に響いてきそうな感じも良い。
探偵一行の旅がどのような結末を迎えるのか、ワクワクしながら続刊を追っていきたいです。
2024年最初の一冊。夜月ちゃんに会いたくて……。
初期の西尾作品をどうしても読みたくなる瞬間がたびたび訪れます。世界シリーズ完結もゆるりと待ち続けてますよ。様刻くんは殺人事件で得すぎてて怖いな……、と思ったが弔士くんもまあその気があるのでなんとも。
『暗号学園のいろは(5)』西尾維新、岩崎優次
意図せず西尾維新が連続する年始ですね。
三竦み捕物帖編も終わり、メタバース編に。縁ちゃんの覚醒も最高でしたね。そしてクラスの中でもまだ謎めいた面々、他クラスの面々の活躍が楽しみ。表紙を飾ったなんでもありの匿名希望さんも登場するのかな。
『ダイヤモンドの功罪(4)』平井大橋
U-12日本代表チームは優勝して解散、同世代世界一のピッチャーとなった綾瀬川。自分の話を聞いてくれた監督が教鞭をとる野球塾への入塾を求めたものの断られ、入るチームもなく、野球とは離れてしまう。
監督の教え甲斐があるだろうと思いながらも自分の息子を案じて断るシーンはヤスの父親を思い出してしまった。輝きすぎるダイヤモンド(既に原石ですらない)は周囲を否応なく傷付けてしまうんだな。
どう考えてもここで野球人生は終わらない(中途半端で終われない)だろうから次はどうなっていくのかが楽しみで少し怖いですね。
『ボーイフレンドをきわめてみれば』ライリー・ハート
とある要素があるよと聞いて急遽購入したM/M。お互いがお互いにしっくりくる感じが読んでいて心地よかったです。
神経多様性(ニューロダイバージェント)という言葉に初めて触れてました。生きづらさ含めて己の個性として受け止めて、その上で愛する人と出会えたマイロがとてもかっこよかったです。
以上、5冊。年始早々慌ただしくなかなか一冊が読み終わらず苦労しましたね。
そんな週もあるだろうけど、今年もたくさん本を読んでいきたいです。