23/2/26~3/4の読書記録

旅行、ライブ、仕事!そして唐突に襲い来る自分の中でのBLブーム!

で大変更新が止まっておりました。

自己満足ブログとはいえさすがにほぼ一か月放置はどうなの……?

今週末をめどに遅れていた分の更新をしていきたい気持ちです。まずは三月頭までの読書記録から。単純に読んでから間をあけすぎると感想が思い出せなかったりして勿体ないんですよね……。いつも以上に薄味になりそうな予感。

 

感情教育中山可穂

のんびり続けている中山可穂さん追いかけですがかなり進んできたように思います。

アーティストと既婚女性の恋愛、というこの方の作品の多くに取り入れられているテーマと同じかと思いきやモデルの方がいらっしゃるんですね。私が読んだのは単行本版ですが、色んな方の感想を覗き見ると文庫版で執筆について語っているようで、気になる……。

 

『裸一貫! つづ井さん5』つづ井

楽しみに読んでいるコミックエッセイ作品のひとつが完結!とはいえ作中にもあるようにつづ井さんの人生は続くので、またどこかでそのパワフルな生きざまを見る機会もあろうかと思います。

友人関係を保つのがとかく下手な人間なので、前世からと言って笑いあえるような友人が眩しいです。

 

Fate/strange Fake 3~5』成田良悟

まだ再読部分ですね。

これを書いている今は最新刊まで読み終わっているので逆にどこまでの感想を書くべきか悩んでいるという。だから鉄は熱いうちに打てと。あらすじなんかを読み返す限り、真アーチャー戦とかまでかな。まっとうな聖杯戦争ならば真名当ての最後のパーツとなる宝具、偽のバーサーカーがそれを切るシーンがやはりよかったですね。人間ならば、殺してみせる。生きているならば神様だって……を思い起こさせつつ、真アーチャーが人間としての側面での現界であることの証左と言いますか。

 

『アザミの城の魔女3』たらちねジョン

こちらも先週に引き続いての読み返し。何度読んでも絵が美しくて引き込まれますね。

 

『7.5グラムの奇跡』砥上裕將

初読み作家さん。どんな話か全く知らずに読み始めたのでタイトルの意味がわかったときにちょっとびっくりしました。そうか、奇跡なのか、と。ぼんやりと生きているとこの体が奇跡的に動いているシステムであることを忘れてしまいますね。

ずっと眼鏡っ子で、眼科にも数知れず通っているというのに視能訓練士という職業を初めて知りました。

 

ちはやふる5~25』末次由紀

わあ一気読み。これも書いている今は最終巻までばっちり読了しております。

確か、太一VS新に入ったところで読むのを一時中断したんだったかな。ずっと少年漫画がごとくかるたバカをやっていた三人の間に俄かに恋愛の風が吹き始めますね。それでもまだまだかるたが優勢。百人一首は30首くらいしか覚えていないし、決まり字とかになるともうさっぱりな身なので奏ちゃんに感情移入しつつ読んでいます。古文、美しいですよね。

 

『アルテ』大久保圭

これまた1巻だけ買ったやつなのでお試しのような。でも、アルテという少女が魅力的で、意外と、と言っては何ですが自覚も早かったので続刊が気になってしまいました。

女が身を立てることが難しい時代において、アルテがどう生きていくのかにも興味がありますし。

 

『黙殺される教師の「性暴力」』南彰

急に毛色が変わりますが。現実の醜さと向き合う時間がほしいときがあります。

こんな醜いことがおきる現実なんかに背を向けたくなるしその逃避先として物語を持っているからこそ、現実を見なければと思う瞬間が。

現実に被害を受けた少女がいて、傷ついていて、それが認められない歯痒さ苦しさを追体験するようで辛い読書でした。児童に対して性的な行動をとった、まで認められても教師としてどこかで働けるようなシステムは気持ち悪いですね。どうして庇うのかがわからなくて、なんで?と問いかけたい気持ちになりました。

 

『地獄楽1,2』賀来ゆうじ

移動時間の合間に入った漫画喫茶で以前から気になっていた作品を。

2巻までで留めたのはあんまりに面白くって絶対買って読みたい!になったので。色んな陣営が出てきて群像劇めいていながら主人公とヒロインが輝かしい作品、大好き。完結しているのも嬉しいところ。まもなく始まるらしいアニメで盛り上がりそうですし、早めに手元に置きたいですね。

 

『地縛少年 花子くん』あいだいろ

以前から気になっていたのを上記同様。

時間が足りずに1巻のみになっちゃったんですけど面白かったですね。縁結びがこうなるとは。そしてこれは絶対どんどん面白くなるやつなのでいつか買います。

 

以上、33冊。いや、ほとんどがちはやふるですけど……。

旅行準備の合間合間や移動時間にやはり電子書籍で読む漫画は楽ちんなんですよねえ。