23/1/8~14の読書記録

今月も瞬く間に時が過ぎますね……、やりたいゲームも読みたい本もたくさん。

今週の読書をさくっとまとめます。

 

『彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方Ⅲ』村山由佳

引き続きシリーズをのんびり読んでます。

二人の間に決定的なことが起きるか……?って場面で一緒にドキドキしちゃいましたね。お互いゆっくりゆっくり一歩一歩を確かめるように歩いていて、シリーズがかなり続いているというのでメタ読みしちゃうけど、そうじゃなきゃどちらかが死んじゃうのかと思ってしまいますね(笑)

また続きも手元に置いたので、巻末のあれがどう転んだかが楽しみです。

 

『春夏秋冬代行者 暁の射手』暁佳奈

お、面白かった!

刊行時期へのこだわりがすごい、関係各所に感謝。このタイミングで出したことに意味があるというタイプの作品、大好きなので。

前巻まででうっすら気になっていた、神様だけれど幼い子供たち、学校行ってる?にあまり嬉しくない回答が出ましたね。まあ、行ってないよなあ……。行くには多大な努力が必要だってのもあるけれど、行きたいと望むことすらできないのが普通なのだろうとも思って切なくなりました。

そして、次巻があるとしたら秋でしょうか。描かれてなかったこの秋、なにもなしとはいってないんじゃないかと思うので。

 

血界戦線8~10』内藤泰弘

第一シーズン完!アニメのオリジナルもなかなかに好きだった記憶があるのでまたいつか見たいです。やはり10巻の一冊丸々使ってのレオ回がいいですよね。妹ちゃんが強くて可愛らしく大好きなタイプの女の子なのです。

あとは、授業参観回かな。親たちの感慨を置いておいて現代っ子な二人が可愛くて好きです。

 

『きみはポラリス三浦しをん

三浦しをんさんの恋愛小説、あまり読んだことがないような気がします。読んでみたら色んな味わいの小説が詰まった短編集で満足度が高かったです。

永遠に完成しない二通の手紙」「永遠につづく手紙の最初の一文」が大好きです。こういう二人、最高なんですよね……。「骨片」「森を歩く」「優雅な生活」「冬の一等星」も好き、いやもうここまで挙げるのならば全部好き!が正しいですよねえ。面白かったです。

 

〚どれが恋かがわからない2〛奥たまむし

キャラクターが出揃って、いよいよ恋愛(バトル)が始まりましたね。

あとがきで笑っちゃいました。確かに強い。

主人公が迷いまくっている姿を一番に応援しちゃっているので対象キャラで誰推しとかは特に定まってなかったり。誰を選ぶか、がいつか主題になるのかもしれませんが、それまでは惑う主人公を見てにこにこしてたいですね。

 

『九龍ジェネリックロマンス8』眉月じゅん

8巻でもまだまだ謎を積み重ねるような巻、探りも入って確かに進んでいる感触はあるんですけどね。九龍の季節、言われて始めて確かに……!となったので読者である私もなかなかに呑まれている。

小黒(大)と小黒(小)が同時に存在する理由あたりがかなり気になっちゃいます。小さくてフリルがたっぷりの可愛い、ほんとうのぼくを諦めて成長しちゃったのだろうとは思うんですが。フラグが立ったのも、失いたくない宝物にしてくれたのも嬉しくて、だからこそ悲劇にならないことを祈ってます。

 

『チーズ屋マージュのとろける推理』森晶麿

森さんの新作、今年はたくさん読むことができるのかしら、と今後の刊行予定に思いを馳せてみたり。

チーズが大好きなので毎回毎回出てくる料理がおいしそうでお腹を空かせながら読みました。薫さんがなかなかに魅力的なキャラクターで、続編ちょっと期待してしまうな。所謂主人公の謎と店主の謎が決着をしているのですが、それでも……。

恋愛関係じゃなく、店主とアルバイトだけじゃなく、ゲーム仲間というには実力の釣り合ってない二人の関係が心地よくて楽しく読めました。

 

以上、9冊でした。

一冊、久し振りに挫折しちゃった本があったりして少な目かなという感触ですね。