23/2/5~11の読書記録

今週も読書記録をさくっとまとめます。

遅くなっちゃったのもあっていつも以上に簡素にはなってしまいましたが。

 

『火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿』汀こるもの

一度目は図書館で読んだので買ってからの再読。

これで漫画原作を除く汀こるもの作品をぜんぶ手元に置いてしまったので新刊求……なんて言っていたら新刊のお話が出ていて大喜びしました。

さくらちゃんの炎が燃えるのとか、見たいんですけどね……。

ろくなものではないのはわかりきっているけれど。やばい男を書かせると一級品すぎる。

 

『キドナプキディング 青色サヴァン戯言遣いの娘』西尾維新

今週はこれを最大の楽しみとして生きてました。

戯言シリーズは永遠に私の青春なので。これに関しても個別記事を絶対書きたいですね……。まとまった時間があってもなかなか文章をたくさん書けなくなってしまっている。下書きだけがたまりゆく。

 

『残月記』小田雅久仁

一週間に一冊から二冊程度は世間で話題になった、なっている本を読みたいなと思っていて今週のその枠です。今までの週もそんな感じになってるはず。

初読みかと思っていたのですが「本にだって雄と雌があります」を既読でした。私的にはするっと入ってくる文章じゃなくて、読みにくい……と苦戦しながらも最後まで惹かれて読んでしまう作家さんですね。特に表題作がとても好きでした。時間をあけてまた読みたいです。

 

『違国日記10』ヤマシタトモコ

楽しみにしていた新刊。時が流れたってすぐに成長なんかできなくて、じわじわ這うように、ずっと消えない孤独があって、なにもなくてもなにもないなんてことはない。

1話を読んだときはその後の話に比べて朝がとっても成長してる……!って思ったんですよね。それもけして嘘ではなくて、確かに成長してる。

でもまだまだ子どもと大人のあわいにいて、大人なんてものもないのかもしれない。まだ続いてくれそうで嬉しいです。

 

おいしいコーヒーのいれ方4 雪の降る音』村山由佳

のんびり読んでいるシリーズも4巻。

ぐっと面白くなりましたね。主人公二人の成長が目に見えたからでしょうか。

ちょうど雪が降る日に読めたのもあっていい時間を過ごせました。

 

『あおのたつき4~7』安達智

一気読み。前巻の続きですぐにあおのわだかまりが明らかになるかと思えばじっくりとでしたね。主人公二人がともに一歩成長する、王道の良さでした。

あおが子供な理由にも納得でした。他の神様たちも魅力的で、キャラクターが増えたことでさらに物語が広がるのかな、と思うととても楽しみです。

 

以上、9冊。これくらいがちょうどいいのかもしれない。