23/2/19~25の読書記録

今週も振り返っていきます、

来週に旅行へ行く予定があるのでその準備に追われる合間に書いております。

 

『海が走るエンドロール4』たらちねジョン

続きが気になりすぎる終わり方……!

とはいえ、まあ。うみさんを主人公におくのならばいつか来るだろう展開ではあったので思ったより早めに消化されるんだな、とも感じました。

海は監督としての作品作りの仕方を学び、うみさんは描きたいものを見つけた。進みが多かっただけに次巻の展開が楽しみでありつつも怖いですね。

 

『百合小説コレクション wiz』

実は先週とかに読んでたような……?記録忘れな気がしています。

斜線堂さんと南木さん目当てに買ったのですが、どれも最高でしたね。

挙げたお二人の作品は期待通り期待以上に素晴らしかったです。読み心地は全然違うんですけど好みでした。初読み作家さんのなかでは櫛木理宇さんが良かったですね。

宮木あや子さん、初読かと思いきや昔に読んだことがあってその作品が良くて、今回の収録作も好みだったので追いかけてみたいです。

百合という視点から見たそれぞれの著者紹介、著者の選ぶ百合紹介みたいなのもあって本編外にも読み応えたっぷりのアンソロジーでした。

 

『あおのたつき8、9』安達智

ちょっとしたインターバル回を挟みつつ、既存キャラである鬼助の掘り下げ回。

確かに若くして亡くなっているとは思っていましたが、そんな過去があったんですね。名付けられた紙を大切に持っていたところでじわっと泣けました。

 

Fate/strange Fake 1,2』成田良悟

既読。少し忙しくて追いかけられていない間に2冊ほど増えているわアニメ化が決定するわで復習中です。大量のサーヴァントとマスター、そして黒幕たち。ひとりひとりに物語があり、それが有機的に絡み合っていくので読んでいて楽しいです。

一巻表紙を飾っているウルクの二人が楽しそうに喧嘩をするさま、ずっと見ていたいけれど土地には非常にダメージが入るのでそうも言えないですね。

 

天地創造デザイン部3~5』蛇蔵鈴木ツタ

電子書籍を導入してから紙で持っていたものをじわじわと電子書籍に移行していてこの作品もその一つ。

色んな生き物の習性や骨、内臓の在り方とかが見られてワクワクします。それぞれのデザイナーさんで作る生き物に特徴があったりするのも楽しいですね。

 

『アザミの城の魔女2』たらちねジョン

こちらも上と同じく買い直しによる読み直し。絵が美しくて、魔法のお話ってやっぱり楽しいんですよね。血の精霊であるドゥサンを一生の相棒になるかもしれない精霊に選ぶのなかなかに胆力がある。

 

『愛なき世界』三浦しをん

ちょっと前から気になっていた作品!

三浦しをんさん、時々しか読んでいないんですがそのたびに大当たり!って気持ちになるのでちゃんと追いかける作家さんの一人に追加したほうがいいのかもしれない。

恋愛小説であり、お仕事小説であり、勉強小説でもありました。学問を究めることの楽しさ、愛なき世界で生きている植物を愛するヒロイン。植物系の実験の仕方などは門外漢でなにひとつ知らなかったのでその面でも楽しく読めました。ミスが明らかになるシーンでは一緒に血の気が引く心地がしましたね……。

一章の終わりから、このまま安易な恋愛小説になるのは嫌だな……と思っていたのですが信頼のおける終わり方で安心しました。

 

以上、11冊(ということにしておきます)。

来週は土日が旅行なので少な目になるのかしら。旅行だろうと本は持ち歩いてしまうのでいつもとそう変わらないかもしれないですね。